【主体性を育てるには!?】
子育ての本とかサイトを見ていると「主体性を育てる」という言葉が
よく出てきます。
『主体性』とは、何をやるかは決まっていない状況で自分で考えて、
判断し行動すること。
似ている言葉に『自主性』がありますが、こちらは「やるべきこと」が明確で、
その行動を率先して人に言われないで自らやること。
親としては『主体性』も『自主性』も育って欲しい!(苦笑)
でも言葉の意味から考えると、まず自主性が身について、
その後に主体性かもしれませんね。
子供に期待しつつ、この歳になった自分に主体性があるのかは甚だ疑問ですが。
さて、フランスの哲学者アラン(エミール・オーギュスト・シャルティエ)は
こんな言葉を残しているそうです。
『親の愛情には忍耐がない。
だから親は子供の教師にはなりえない」
親は「子供を思って」と過保護、過干渉になりがち。
でも愛情がありすぎて、つい感情的になることもしばしば。
自立させるにはある程度突き放すことも大切なんだとか。
「主体性を持って勉強して欲しい」と思うなら教師や塾の先生など、
職業的な冷淡さを持った方々の方が適任なんだそうです。
親だと子供の勉強を見つつ「なんでコレができないの!」なんて
ついつい感情的に怒ってしまうのもの。ウチだけですかね?(苦笑)
とはいえ、ガミガミ言わないとやらないし・・・。
バランスが難しいですね。
(S)