【あなたがいないと困る!(2016年度卒業式)】

もう桜の季節も終わるのに。。。。卒業式の挨拶の話。

PTA会長として最も緊張するのが、この挨拶。

あの厳かな空気が張り詰める中、壇上に登る。

会場を見渡すと体育館いっぱいの参列者が

私に注目しています・・・。

 

今年は5年生の息子が卒業生を送る学年で参列していることもあり、

より緊張しました。

で、せっかくなら卒業生だけでなく、息子に伝えたいことを

挨拶に込めることにしました。

 

伝えたかったこと。

それは

「あなたがいないと困る、と言われる人に成ってほしい」

サッカーの試合があるから、あなたがいないと困る

勉強を教えて欲しいから、あなたがいないと困る

話をまとめて欲しいから、あなたがいないと困る

場を和ませてくれる、あなたがいないと困る

 

周りから、いないと困るといわれる人は、

ほかの人が持っていない特技や能力、魅力があるということです。

 

私はこれが個性だと思います。

卒業生、そして息子には個性を伸ばしていって欲しいです。

そして、周りの仲間の個性を認め、

素直に相手に「あなたがいないと困るんだけど」と言える人に

なって欲しいと思います。

【PTAも新年度】

息子が通っている小学校も新年度がスタート。

同時にPTA活動もスタートしました。

PTA会長として迎える3年目。

うちのPTAはスリム化を目指して、

去年度末から役員・運営委員・先生方の協力を受けて

活動をいろいろと見直しております。

知らず知らずのうちに各委員の活動内容が増えている。

それをバサッと見直そうというものです。

 

例えば・・・旗振り。

うちは通学時の旗振りが2種類あって、

担当する委員会も旗振り係の対象者も違うため、

煩雑になっていました。そのため混乱する保護者も多く・・・

(今までなぜそれを続けていたんだろう、とも思いますが・・・)

これをすっきりと見直しました。

すると、旗振りを担当していた2つの委員の仕事が

それぞれ減りました。

トラブルの元になりそうなことも無くなりました。

 

各委員の経験者から「無駄だと思う活動」を挙げてもらうと

いろいろと出てくるものです(苦笑)

 

 

 

PTA活動のスリム化。

活動の見直しで賛否は出てくるだろうけど、

基本的に掲げるのは「PTA活動は、楽に、楽しく」

1年後に「PTA活動、やってみると意外と楽で楽しかった」という

保護者が増えるといいなぁ、と思っております。

 

 

【気がつくということ】

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写真は、とある放送局に貼られているもの。
見るとわかると思いますが、
赤いのが男性青いのが女性

「このマークをパッと見て、
 赤は女性、青は男性という先入観で見ていませんか?」
という注意喚起。

つまり、その思い込みが放送用の素材を間違え、
放送事故につながりますよということ。
なるほどね、確かにデザインと色で覚えているので先入観があります。

違う局の番組ですが、先日早稲田の大学院で

腸内細菌のメタゲノム解析をされている服部正平先生にお話を伺いました。
収録終了後にこんな話をしてくれました。
服部先生は新しく大学に入ってきた新入生に

こんな問題を出すそうです。

「チンパンジー、パンダ、バナナ。
 この3つの中で関係性があるのは?」

多くの学生たちが「チンパンジーとバナナ」をつなげるそうです。
でも海外の学生は「チンパンジーとパンダ」をつなげる。

日本の学生は「チンパンジーがバナナを食べる」という関係性。
海外の学生は「チンパンジーとパンダは動物」という関係性。

この話を聞いて「チンパンジーにはバナナ」という
固定観念を捨てて、
もう1つの見方ができるようになりたいなと思いました。
そして子供達にも先入観や固定観念に凝り固まるだけでな
色々な角度からモノを見られる人になって欲しいなと思います。

【勉強をする理由】

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先日、グノシーで見た記事が面白かった。

「なぜ勉強をしなければいけないのか?」という
子供の疑問に対するお母さんの答えというもの。

「勉強をなぜするのか親に訊いたときに、
 コップを指して
 国語なら『透明なコップに入った濁ったお茶』
 算数なら『200mlのコップに半分以下残っているお茶』
 社会なら『中国産のコップに入った静岡産のお茶』
 と色々な視点が持てる。
 多様な視点や価値観は心を自由にする」

なんと素晴らしい返しなんでしょう。
これは子供に言いたくなっちゃうな(笑)
どんなタイミングで言おうかしら・・・。

 

【子供の疑問に答える】

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長男が3歳ぐらいの頃、ことあるごとに
「なんで?」「なんで?」と質問攻めにされた。
小さい子にはよくあること。

これに対し当時の私は、息子の「なんで?」に
丁寧に答えるのがいいことだと思ってた。

しかし!先輩パパに・・・

「全ての疑問に答えるのはよくない。
 子供は親に聞けば何でも教えてくれると思い、
 自分で考えることをしなくなる」

とアドバイスされました。
言われてみると確かに。


答えてあげたほうがいい疑問。
自分で考えさせる疑問。
一緒に考える疑問。

親として一旦考えて答えてあげるのがいい。

現在、子供の「なんで?なんで?」攻撃に合っている
パパとママのちょっとしたキッカケになれば。(S)

【スパイスと植民地】

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先日、息子の国語の勉強に付き合うことに。
「日本のカレーはどこから来たのか?」という文を読んで
問題に答えるというもの。

本文にはカレーがインドからイギリスを経て
日本に伝わる様子が書かれていました。

でも息子の頭にあまり内容が入ってみたいで・・・・
「ん?」と思って聞いてみたら、
文中の「スパイス」や「植民地」「鎖国」の意味が
わからないとのこと。

ありゃ・・・そこか。

ざっくりいうと、
インドではそれぞれがスパイスを調合してカレーを作っている。
インドを植民地にしていたイギリスは、
本国でもカレーを作りたいとスパイスを持ち帰ったが
インドのようにうまく調合できない。
だから誰でも作れるようにスパイスをミックスさせた
カレー粉を作った。
日本は鎖国後にヨーロッパと貿易を始め、カレーが伝えられた。
だから日本のカレーはインド→イギリス→日本の順番で
伝わってきたとのこと。

文中に注釈や意味が書いてあればいいんだけど、ないし・・・。
でもこうやって新しい言葉に触れていけばいいのか。

わからない言葉をノートに書き出すようにしてくれたら
劇的にボキャブラリーが増える気がするけど、
息子にいったら「面倒くさいからヤダ」って言われそうな
気がする・・・。(苦笑)
でも提案だけはしてみます。
(S)

【好きを勉強に絡める】

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以前、息子は社会が苦手と書いた記憶がありますが
理科も苦手(苦笑)
(もっと言うと国語も算数も・・・)

単に覚えるだけというのが嫌いみたいです。
好きな漫画とかゲームのことはどんどんと覚えるのに。
でもこれは勿論、当たり前ですよね。

好きなものはドンドンと覚える。
じゃあ、嫌いなものはどうすればいいのか?

やはり好きなものをからませることらしいです。
例えば・・・
サッカーや野球が好きな場合は、
チームの本拠地と都道府県の位置関係、
代表国の歴史を絡める。
食べ物が好きな場合は、名産品を絡める。

さて、理科はどうしたもんだろう?
実験で体験することが一番ですかね・・・。
実験は楽しいし、好きそうだし。

好きとか、興味の持たせ方って方法があるんですかね?
お子さんを理科好きにされた経験がある方、
情報をお待ちしています・・・
(S)

 

【漢字は面白い!?】

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以前、ひょんなことから息子と漢字の部首で山手線ゲームをすることに。
「さんずい」「くさかんむり」「きへん」「れんが」などなど。
もちろん負けないんですが(笑)

で、形勢が不利になった息子は漢字ドリルを持ってきて
「じゃあ、のぶん!」と。

あれ・・・「のぶん」って何!?(苦笑)

知らなかった・・・。
習ったのかもしれないけど忘れてる。

そこから息子に漢字辞書を持ってきてもらい
「のぶん」を調べる。

「改」「政」「教」「救」「数」など。

意外と「のぶん」、大切!

せっかく漢字辞書があるので自分の名字の漢字を調べることに。
ワタクシの名字は「嵯峨野」なんですが、
「嵯」・・・険しい山のこと
「峨」・・・険しい山のこと

・・・・どんだけ険しいんだ(苦笑)
実は個々の漢字の意味についても知らなかった・・・。

こんなことから息子が「漢字って面白い」って思ってくれたら
良いんですけどね。
(S)

 

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【勉強前に集中力を上げる!?】

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東洋経済ONLINEで連載されている
『ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?』
毎回「へー」と思うことが多い記事。

今回読んだのは集中力に関する記事。

勉強時の集中力がない。
お子さんについて、こんな悩みを持っている親御さんも
多いと思います。
まさに我が家も!
昨夜、妻が「息子のやる気スイッチはどこにあるんだ?」と
言っていたぐらい(苦笑)

質問に答えている石田先生は、
「周囲のことが気になって集中できない子は、
周りに気を配れる子」と擁護しつつも、
勉強前の集中力の高め方を教えてくれています。

それは「勉強の前に遊びのような作業をやること」。
漢字の書き取りや、簡単な計算問題などを
10〜15分ぐらいやる。
毎回これをやることで、オフモードから勉強オンモードに
切り替えることができるそうです。
うちの息子だと、計算パズルのようなものが良いのかなと
思います。

この計算パズルだけで満足されると、
それはそれで困りますけど・・・(苦笑)
(S)

【子どもが自ら勉強する方法!?】

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子どもが「親から言われる嫌いな言葉」の1つに
「早く宿題(勉強)をやっちゃいなさい」があります。
これに対して子供は「今やろうと思ったのに!」と返す。
親にとっては言い訳に聞こえるけど、
自分も同じこと言われたら確かに嫌ですよね!(苦笑)

「早く仕事しちゃいなさいよ!」
「早くご飯作ってよ!」

この会話のやり取りはお互いに嫌な気分になるだけ。
ではこの言葉を使わずに子どもに勉強を促すには!?

日本タイムマネジメント普及協会の行本理事によると
「宿題の終わりは何時?」と聞くのが良いんだとか。

というのも大人でも子どもでも何かを始める時間は
自分で決めたい!・・という思いがあるからだそうです。

勉強・宿題をするのは自分の時間。
だから「早くやっちゃいなさい!」と始まりを決められる
口答えしたくなる。

でも「何時に終わるの?」と終わりを聞かれると、
自分で勉強、宿題にかかる時間を逆算して
始まりを自分で決めることができる。

終わりの時間を意識させることで
時間を管理することやメリハリをつけることが出来るそうです。

親としては毎日机に向かって勉強して欲しい。
でもそのことで喧嘩になってしまったら元も子もない。
でもちょっと声のかけ方を変えるだけで変化があるなら
試してみる価値はあるかなと思います。
ダメだったら違う言葉を探したり、考えたりすればいいんだし。
なんて思いました。
(S)